◆川井洋基 市民民主連合の川井でございます。
今回の質問のうち、4の体育施設の空調については、次回以降新たに行いたいと思っています。
さて、私は前回、3定ですか、戦争中に生まれたということをお話ししましたけど、12月になると、私はいつも気が重くなる。なぜか。昭和16年の12月8日、この船橋の行田から「ニイタカヤマノボレ一二〇八」この暗号電文が発せられ、太平洋戦争が始まったわけです。
このときは、帝国海軍は山本五十六長官を長門の旗艦として空母8隻、多くの艦船を従えて千島列島の単冠湾に集結していたわけですが、このときに既に、12月8日前に艦隊は千島を出発して太平洋上におりました。
そのときに「ニイタカヤマノボレ」が発せられ、そのまま翌日12月8日にハワイの真珠湾に侵攻したんですが、このときに、もし戦争が中止の場合は、暗号文は「ツクバハレ」だったんですね。
「ツクバハレ」という暗号が来たときには太平洋上から艦隊は引き上げろということだったんですが、残念ながら戦争に突入し、そして日本は敗戦を迎え、私も戦後、戦時中に生まれましたので、戦後、食料も含めて大変苦労しました。
私の母方のおじはフィリピンに行ったまま帰ってきませんでした。遺骨はおろか遺品もなし。埋葬場所も分からないまま、そのおじはフィリピンの土になったわけです。
そういう戦争が、実は今またこの地球上にひしひしと、その危機が迫ってるなということで、体験上感じました。
さて、本題に入ります。
公共施設の樹木管理について伺います。
このことについては、昨年の4定で東京と大阪での市のイチョウの枝の落下により2名に死亡者が出た事例、あるいは本庁舎の南側、公用車駐車場付近の放置されていたツバキの大木の枯損樹の撤去、また、法典公民館のプラタナスの大木の枯死について、危険であることから、腐朽により倒木するおそれについての注意喚起をいたしました。
このうち、本庁舎のツバキの大木については質疑前に撤去され、事なきを得たものでありますが、その質疑では、全ての公共施設の高木について安全であるか否かの一斉点検をすべきと申し上げたものであります。
しかしながら、公共施設の樹木の枯死や腐朽による倒木の危険性について、議会において警告したにもかかわらず、法典公民館のプラタナスの大木は本年3月7日に突然倒壊し、隣接する公民館駐車場に落下。たまたま駐車場の3台目に駐車していた私の知人の車の側面に落下し、危うく車が破壊される寸前であったとのことでした。
このプラタナスは、船橋一のプラタナスの巨木であり、法田中がまだこの地にあった、はるか昔、地元の皆さんが植えたものと聞いております。
公民館がこの地に移転する前は元気に生育しておりましたが、その後の不適切な樹木管理により、唯一の貴重な大木を失ったことは大変残念でなりません。
また、本年2月には高根台第二小学校のサワラの高木が学校外の市道に倒れ、信号待ちの車を大破する事故が発生。また、5月には市有宮本台緑地のケヤキの高木が倒れ、隣接するマンションの駐車場のフェンスと駐車中の自動車に倒れ、損害を与えたものです。
今回の一連の倒木による損害は人身事故には至らず、不幸中の幸いでありましたが、私がさきの定例会で警告していたにもかかわらず、僅か数か月の間に3件もの市所有の倒木倒壊による重大事故の発生には、人災ではないのかと発言を呈さざるを得ません。
改めて全ての公共施設の高木、樹木に対する危険度の判定を実施するべきと思いますが、ご答弁をお願いするものであります。
東京都では、従前から街路樹を中心に東京樹木医会に委託し、高木の定期診断を行っておりますが、中核市トップを自認する本市も近隣他市に先駆けて、高木の危険度判定の診断の実施を強く求めるものであります。
また、法典公民館の枯死したプラタナスの伐採跡地がそのまま放置されておりますが、もともとが公民館建設のはるか以前に地元住民が植えたものであり、あたら不適切な管理で貴重な樹木を枯損させた市の責任と、公共施設のさらなる緑化推進のため、樹種は問いませんが、地元住民と相談の上、新たな樹木を早急に補植すべきであると考えますので、ご答弁をお願いいたします。
◎都市整備部長(高橋孝次) 所管事項についてお答えいたします。
これまで公園及び緑地の樹木管理につきましては、清掃等の委託業者による枯損樹木の有無や越境した枝などの確認により、危険が予知される際には都度対応を実施してまいりました。
しかしながら、今回の宮本台緑地の倒木を受け、これまでの目視による日常点検だけではなく、詳細な点検、診断の実施を検討してまいります。
具体的には、今回倒木のあった宮本台緑地を含め、市内の公園及び緑地の樹木について、園路、広場など利用者が多い場所や道路、住宅地に接した急傾斜地で樹木が高木化している場所など、樹木の倒木による危険度が高い公園及び緑地を対象に、計画的な調査・点検を検討しております。
なお、点検結果に基づき、健全度が低い樹木については、伐採等の適切な措置を講じてまいります。
また、判断が難しい場合などには、必要に応じて専門家の意見を聞きながら対応することも検討してまいります。
◎生涯学習部長(高橋伸行) 所管事項についてお答えいたします。
法典公民館のプラタナスの倒木、さらに定例会での議員からのご指摘を受けまして、各公民館の高木について検査を行いました。
その結果、丸山公民館の樹木におきまして、枯れている木があることが判明したため、年内に伐採処理を行います。
今後につきましても、定期的に樹木の検査を行い、施設の適正な維持管理に努めてまいります。
なお、法典公民館における倒木の跡地への補植につきましては、安全確保を最優先としつつ、周辺住民の皆様のご意見やご要望を伺いながら、適切な環境づくりを行ってまいります。以上です。
◎管理部長(鈴木寿雄) 所管事項についてお答えいたします。
学校での倒木事故を受けまして、市内の造園業者にご協力いただき、全校で細部にわたる目視点検等を一斉に実施し、倒木の危険性があると判断された樹木の伐採は、9月末に全て完了したところです。
伐採後は、学校と協議しながら植樹も検討していきます。
今後の樹木管理につきましては、子供たちが安全安心に学校生活を過ごすことができるよう、これまでの日常的な点検についても項目を増やすなどして引き続き行うとともに、議員ご紹介の高木の危険度判定に関しましても、多くの樹木がある中でどのような対応ができるかなど、前回定例会でも答弁させていただきましたが、関係部署と連携を取りながら検討していきたいと考えております。以上でございます。
◆川井洋基 ご答弁ありがとうございました。
学校施設をはじめ、公共施設の日常的な点検、定期的な樹木点検は、子供や市民の安全安心のために非常に重要なことと思っております。
したがって、樹木伐採後の補植も、緑化推進による地球環境のさらなる保全のため、特に公共空間でもある学校においては安全点検を積極的に実施していただきたいと思っています。
引き続き、誠意を持って対応をお願いするものであります。
先ほど生涯学習部長から、丸山公民館のお話を、切るというお話。この開会前に、公民館のほうからお話があって、今日シラカシ6本を伐採していると。写真を見たら、やはり根本が腐っていました。早晩倒壊するおそれがあった樹木であります。