◆川井洋基 では、次に、公共施設の樹木の管理について伺います。
本年の第3回定例会において金沢和子議員から、公園や緑地、街路樹等の枯損樹木の安全管理についての質問がありましたが、枯損樹木の問題は、市の公園緑地だけではなく、むしろ多くの市民が利用する他の公共施設のほうが問題が大きく、全くずさんな管理と放置が常態化していると言わざるを得ません。
本年には、東京でイチョウの枝の落下により死亡者が発生、2年前にも大阪で同じイチョウの枝の落下で死亡者が出ていますが、ともに予想もされていない偶発的な事故でありました。
私は昨年、市民も利用する本庁舎のさびて汚れたトイレの指摘をさせてもらいましたが、おかげさまでやっと近隣市並みのトイレになったと思っています。
また、本庁舎南側駐車場出入口の横のツバキの大木の枯死の放置があり、危険のため私が撤去の依頼をして、昨年、除去されたこともありました。
さて、お手元に配付したこの2枚の写真をご覧ください。これですね(資料を示す)。この2枚は船橋市の公共施設の写真であります。1枚目の市営住宅の枯損樹は、樹種の性質を無視した強剪定によって全て枯死放置されており、市道側に倒れるおそれがあるため、これも私が見かねて指摘し、後に伐採されたものでありまして、現在はありません。
また、2枚目の公民館にあるプラタナスの巨木──スズカケとも言いますが、これは市内最大でありますが、これも無理な強剪定により数年前に衰弱したまま現在も放置されています。写真にあるとおり、葉っぱもなくなっちゃって、何か枯れ木同然に写っておりますけど。この樹木は、重さ推定2トン以上もあります。右が公民館の市民駐車場、左が児童公園、そしてすぐ手前が一般市民が利用する市道であり、どちらに倒れても即事故に直結することになることは言うまでもなく、既に衰弱して数年、根は(予定時間終了2分前の合図)腐朽し始めており、倒木した場合は死傷者が発生する可能性があると、私の経験上懸念しております。したがって、専門技術者による腐朽の診断を求めるところであります。
人間は心臓が止まれば死にますが、植物は根が枯れることによって枯死します。適正な管理がされていなかった庁舎のトイレも公共施設の放置されていた枯損樹など、いずれの事案も緊張感のない組織のガバナンスの欠如により発生していると言わざるを得ません。
さらには、公共施設の緑化推進のため、枯死樹木の撤去後には新たな樹種を補植すべきではないでしょうか。
改めて、市民の安全のため、全ての公共施設の樹木の一斉点検をすべきであると進言するものでありますが、その対応についてお伺いいたします。
◎生涯学習部長(高橋伸行) 公民館のプラタナスに関してのご質問にお答えいたします。
公民館のプラタナスにつきましては、定期的な植栽管理の中で確認しているところでございますが、改めて倒木の危険を回避するような対応等につきまして、早急に検討します。
◎企画財政部長(林康夫) お答えいたします。
本庁舎等における樹木管理につきましては、定期的に造園業者による点検、剪定等を実施しており、健全な樹木の維持管理に努めております。事業者から点検の都度、樹木の状況について報告を受けており、事業者に状態を確認しております。
議員ご指摘の本庁舎のツバキにつきましては、令和4年5月に植栽維持管理を委託している造園業者から、枯損を確認したとの報告を受け、当該樹木の状況を確認し、令和5年2月に伐採いたしました。
議員ご紹介のように、他市において樹木による死亡事故も発生しており、適切な樹木の管理は重要であると考えております。各施設管理者において管理している樹木についても、越境の確認や枯れている樹木がないか点検するよう改めて注意喚起をしてまいります。
また、各公共施設において、樹木の適切な維持管理や保全、改植などの手法についても、関係課や専門業者の意見を伺いながら情報共有をしてまいりたいと考えております。
◆川井洋基 今、適切に管理してるというお話ですけど、適切に管理してないから私がここで指摘せざるを得ないんです。それはよく頭の中にしっかりと入れていただきたいと思っています。
この写真の公民館のこのプラタナスの写真ですけど、これはぜひ一度、市長も部長も、篤とご覧になっていただいて、納得できるかどうか、この状態で、それを確認していただければありがたいと思います。
これをお願いしまして本日の私の質問は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。