令和5年第1回定例会 アンデルセン公園の風車の修繕について

◆川井洋基 次に、アンデルセン公園の風車の修繕について伺いいたします。
 私は、昨年の第1回定例会並びに第2回の定例会において、アンデルセン公園の回らない風車について質問をいたしました。

 

 その骨子は、第1に、オーデンセ市に存在する原型のモデルは風車を回しておらず、展示保存のみであること、第2に、風の有無や風の方向にかかわらず、のべつ一定方向に電気モーターで回すこと自体不自然で陳腐であること、第3に、風車は市の景観法に基づく景観重要建造物第1号に指定され、デンマークのオーデンセ市との友好のシンボルであること、したがって、安易に回す必要もなく、さらに長期的な維持経費と長寿命化の観点からも、アンデルセン公園のシンボルとしての存在を最重要視すべきであると、議会で申し上げました。

 

 また、伝統的な風車の心臓部である回転軸の原型を改変し、電気モーターで回す選択をしたことは、早期の破損につながったことは明らかであること、さらには、木造である風車内部に消火設備がなく、内部からの火災発生時には消火のすべがなく、全焼は免れないことなどをるる申し上げました。


 さて、今般、令和5年度のアンデルセン公園整備費のうち、風車改修工事費で8400万、風車改修工事に伴う業務委託費として5500万、計13900万円が計上されておりますが、具体的な風車の改修予定工事の内容を、まずお伺いするものであります。
     

◎都市整備部長(竹田光伸) お答えいたします。
 アンデルセン公園の風車は設置後25年以上経過しており、細部に老朽化が見られる状況でございます。令和45月に実施いたしましたデンマークの風車職人による調査を踏まえ、風車回転軸及び軸受けなどの風車構造の主要部分や2階デッキなどの外観の木部などを中心に劣化箇所の改修などを予定しております。
     

◆川井洋基 船橋市のアンデルセン公園の風車は平成8年に建設されましたが、前回と今回で2回の大規模修繕を行うことになりますが、一方、佐倉市の佐倉ふるさと広場にあるオランダ風車は、平成6年に建設以来、羽根の軸部の構造がデンマーク風車と全く同じであるにもかかわらず、一度も大規模修繕を行っていないと、私の問合せに市が答えております。
 

 佐倉市は伝統的な構造を保持しながら、土日祝日の風のある日しか風車を回しておらず、これが風車の長寿命化に寄与していることは言うまでもなく明らかであります。

 

 また、本市アンデルセン公園にもデンマークで研修を受けた風車守がおりますが、佐倉市の風車守は風車の羽根をその日の風の向きに合わせて羽根部の方向を人力で回転させるため、この風景を見るために見学者が集まるとのことで、イベント化している工夫も評価できるものであり、本市のアンデルセン公園も見習うべきではないかと思っております。


 今後のデンマークオーデンセ市との友好の象徴としてのアンデルセン公園の風車の在り方についてお考えをお聞きいたします。
     

◎都市整備部長(竹田光伸) アンデルセン公園の風車の在り方につきましては、将来にわたり公園のシンボルとして来園者や市民の皆様に親しみを持ってもらえる施設として考えており、風車改修後には管理保全方法など、指定管理者である船橋市公園協会の風車守による日常的な点検や、これまで改修工事に携わったことのある事業者などによる定期的な点検を実施し、デンマークの風車職人と保全方法等を相談しながら長寿命化を図ってまいりたいと考えております。
     

◆川井洋基 ご答弁ありがとうございました。
 今度こそ、間違いなく長寿命化につながる修繕をしていただきたい。二度と壊れることなどのないように慎重にですね、運営方法を考えていただきたいと思います。


 しかしながら、ご答弁、少々歯切れが悪く、明確な答弁ではありませんが、最後に重ねて申し上げます。風車は遊園地のメリーゴーランドではないのであります。オーデンセ市との友好のシンボルとして、そして船橋市の景観重要建造物第1号でありますから、その保全を第一とすべきことは言うまでもないことを申し上げます。


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